活力ある生活をしよう

 

「朝食を食べない」というダイエット方法があります。これに関して諸説いろいろありますが、間違いないものは、朝食を食べないと1日のエネルギーが不足するということです。当然ながら元気が出ませんし新陳代謝も低下します。

 

また、朝食を摂った方が痩せやすいという人も多く、できるなら朝食はやはりきちんと摂った方がいいと思います。

 

十分な睡眠をとらないという人も食欲のコントロールができにくくなります。基本的に夜更かししていると間食を呼ぶものですし、エネルギーを蓄えるためにも7~8時間は寝る習慣をつけたいものです。

 

日ごろの姿勢が悪いのも活力不足のもとです。姿勢の悪さといえば猫背が代表的ですが、確かに元気がなさそうに見られてしまいがちです。それに痩せにくいことにもつながっています。

 

背骨は首・背中・腰にかけて緩やかにS字状カーブを描いていますが、猫背の人は、頭が前方にせり出て、背骨が前方に丸く弯曲した状態になっています。猫背だと背骨を支える筋肉も衰えてきます。胸郭(胸を囲う箇所)も狭くなって呼吸筋の働きも弱く、肺の動きもあまり活発ではないので肺活量が下がり、運動を少しするだけで息切れしてしまいます。

 

こうして心肺機能の低下から脂肪を燃やす基礎代謝を低下させてしまいます。姿勢の良い人より、脂肪を燃焼するホルモンであるアドレナリンの分泌も少なくなるようです。とにかくいいことは全くありませんから、クセとして固まってしまう前に、しっかり姿勢を正すことを習慣にしておきたいものです。